ノーベル平和賞の日に

北杜市の天女山に参りました。

天女というネーミングが、なんとも素敵!


美しい夕日を拝んで帰ってきたら

ノーベル平和賞をニュースで知りました。


私個人としては、ノーベル賞に

さほど関心がありません。

極端にいえば、賞なんかどうだっていい。

その活動の中身と、その方が歩んでこられた

来し方に関心をもちます。


今回、平和賞を受賞した

マララさんとサティヤルティさんには

素直に敬意を表します。


政治利用だとか、受賞によって更なる迫害が起こるとか、

外野にいる人間は守られた環境の中で論評を張りますが

そういう甘ちゃんは、一度、インドでも中東でもいいから

「旅行会社に守られた旅」でなく、「現地の人と同じ寝床に休む旅」

をしてみるといい。

日本で口にする平和にむけての活動が、いかにシリアスで

泥沼で、程遠い道のりであるかの一端を体感できるはずです。


今回、憲法9条は受賞を逃しましたが

ノミネートされたこと自体が、とても尊いこと。

その署名集めを、30代の主婦がたった一人で

始めた事実も、本当に尊いことです。

そう、いつの時代も先駆者は草の根から

始まるのです。


現在44万人分集まり、100万人を目指している

そうですから、ネット経由でも何でもみんなで

署名に協力しませんか?


ああだこうだと、机上の空論を戦わせても無駄なだけ。

天女山の清涼な空気や、燃えるような夕焼けが

教えてくれています。

もっと自然の摂理に則れ、

もっと素直にシンプルに行え、と。