地鎮祭

いとこより依頼を受け、

新築の地鎮祭を執り行いました。

早朝、雪で一面真っ白でしたが

法要前には溶け始め、暖かい日差しの中

無事に法要を勤めることができました。

 

地鎮祭というと神道が一般的ですが

仏式でも丁重に執り行います。

単なる御祓いではなく、その土地にまつわる

諸霊の供養(工事中、地中の生き物の命を奪ってしまう事も含め)

も併せて行うのが大きな違いでしょうか。

 

棟札の作製や、基礎の下に埋め込む

浄化の御札や水晶石など、事前準備も

万端整え、式当日まで入念に読経入魂します。

 

式当日も飾りつけ準備に1時間、

法要に1時間と長丁場かかりましたが

一生に一度の厳粛な儀式、小さな子供達も

手伝いから一緒に参加して、この雰囲気を

体験してもらいました。

 

これからが本格的なスタートですが、

家屋兼店舗の主となる、若きいとこに

エールとお題目様の信仰を送りました。

 

新居には御本尊様をお迎えして、

家族一同が手を合わせる場を

設けるとの意志が、何より有難いことです。

 

私は古式に則り、

完成までの安全祈念と

土地の卒塔婆供養を続けます。